大好きだよ、お兄ちゃん

「星づく夜」

発売元:1stac シナリオ:壱花 イラスト:ろく
発売日:2014/10/05

古賀 龍之介(CV:佐山裕亮)


おれのいないこの日常を捨てて
永遠に、ともに。

おれと生きることを選んでください。
引用:DLsite

年齢23  (妹:19,弟:17?)
職業?(筋肉がつくような体を使う仕事をしていた経験あり)
身長
体重
居住形態一人暮らし
家族構成実父(行方不明),実母,実妹,実弟
一人称
二人称(→妹)お前  (妹→兄:りゅう兄ちゃん)
三人称(→父)親父
三人称(→母)母さん
三人称(→弟)とら

家族仲
🙂
愛の重さ
🧡   🧡   🤍   🤍   🤍
エロ度
🧡   🧡   🤍   🤍   🤍
葛藤
🧡   🧡   🤍   🤍   🤍
兄妹の関係性 帰ってきたお兄ちゃんに戸惑いつつも、妹の受け入れ態勢◎
兄の恋愛遍歴 明確な言及なし。
キスに関して『こんなになるの、俺、初めて』という台詞はあるものの、 裸には『誰よりも可愛いよ……ははは、他のなんか知らないって』と発言。
妹の恋愛遍歴 言及なし。
『久しぶりなの?……あぁ、いいよ、答えないで。』と言われる
妹の容姿・性格描写 ・『(頭部について)丸っこくてツヤツヤの髪に天使の輪』
・『舌ちっちゃくて』
プレイについて ・Tr.2……頭なでなで、キス
・Tr.3……キス
・Tr.4……乳首責め(指、口、舌)、お腹なでなで、キス(お腹)、クン二、指挿入
・Tr.5……乳首舐め(妹)、全身?舐め(妹)、手コキ、69、クンニ、アナル舐め*
・Tr.6……正常位?、中出し
・Tr.7……血を舐めるよう指示(明確なシーンなし)**
注意事項 ・Tr.0はトラックが結合されたフルVer.
・性的な単語は控えめで代名詞(あそこ)を使いがち*
・自傷・流血表現あり**
効果音について ・射精音なし
・カッターの刃を出すカチカチ音あり**
トラックタイトル ・Tr.0……星づく夜full
・Tr.1……兄の帰還
・Tr.2……お伽噺
・Tr.3……兄の告白
・Tr.4……兄の愛撫
・Tr.5……舐めあいっこ
・Tr.6……繋がる
・Tr.7……選択
再生時間 ・Tr.0……00:47:58

・Tr.1……00:04:01
・Tr.2……00:06:12
・Tr.3……00:09:39
・Tr.4……00:10:21
・Tr.5……00:07:23
・Tr.6……00:06:07
・Tr.7……00:04:16

⇒Total … 00:47:59


感想

本編  この作品、何と言っても設定が良すぎるんですよ!!!!!

 基本的に兄×妹作品は二人キョウダイであり、他のキョウダイがいた場合は妹を取り合うorシェアするのが一般的だと思うんです。 でも、この作品の弟は空気なんですよね~!!!でも、すごく重要な役割を担っている。そこが本当に好きすぎるポイントです。 同じ種族である弟がいることによって、同じ種族で一緒に生きてくれるなら誰でも良かった訳ではなく、妹こそが特別 だということがよく分かるんですよね(まぁ、弟は適齢期来てないので、弟の適齢期を待てなかったと解釈しちゃったら自己中兄でしか無い訳ですが)。
 しかも、妹が20歳になるギリギリにお兄ちゃんが帰ってきたのも、妹を巻き込むまいという気持ちと、 このままだと一生妹に会えないという苦しさと戦ってた結果だと思うとりゅう兄ちゃん愛おしすぎちゃいます。
 また、血を飲ませるっていうのも最高なんですよね~!!!!

 全体を通して冗談を言う時(?)の喋り方が毎度個性的なので、一瞬キャラがブレたのかと思っちゃうくらい不思議な?雰囲気を漂わせているお兄ちゃんです。 ぶっちゃけ最初はそこが少しモヤっとしてしまっていたんですが、同じところに留まり続けることができない不老不死のヨビトのことを考えると、 これから様々な場所に行き、方言や口調が入り混じっていってしまうことを示唆している、というかもう既にそうなりかけてる?のかな、 なんて思ってしまい、りゅう兄ちゃんが一人で抱えられなかったものの大きさを突きつけられた気持ちにさせられちゃいました。

 それにしても“ヨビトの滅し方”が気になりますよね。サークルさんが“滅し方”と言っている限り、 自殺はできなさそうだし、魔女狩りの火あぶりのように楽な死に方(殺され方?)じゃないんだろうな~と想像してしまったり……。 いつかもうこれ以上生きる必要はないとお互いに思った時に来世の約束をしながら、お兄ちゃんと滅し(殺し)合う形で心中出来たらなんて幸せなんでしょうね。 バラバラに死ぬ=バッドエンド確定だと思うので、やっぱりどうしてもりゅう兄ちゃんとは一緒に死にたいなぁ……。

 本編中の好きな台詞は『お前との初めての唇のキス』や、『夢に何度も見てきて……』らへんですかね!
前者は家族だからこそ幼少の頃から頬やおでこなどにはキスしてたんだろうなと思える微笑ましさを感じちゃいました。 そして後者は、心に思い浮かべていたという意味での“夢見た”という表現ではなくやけにリアルに言うことから、本当にお兄ちゃんは何度も妹の夢を見ているのかな? と思えて嬉しくなれちゃいました。妹に刺さる素敵な言い回し台詞が多くて妹はにっこりです。


【注釈】
*一応前後の動きで何処か分からないということはありませんでしたが、個人的には分かりにくい箇所が一か所ありました。
**儀式的な意味合いのもののため、痛い感じはあまりありません。